TOSHIMI物語 – Part12 ──お披露目会という“壁”──

TOSHIMI T

この物語は、
OBBIJIN奮闘記」「KIWAKA物語」を経て、
私が“第二の挑戦”として歩み始めた
【TOSHIMI】というブランドの記録です。

今回は、前回記した「お披露目会」という

言葉に対して私が感じている緊張と迷い

そしてその正体についてお話しします。

1.「お披露目会」に感じる緊張

2026年は、TOSHIMIを本格的にリスタートさせる
絶好のタイミングだと感じています。

けれど同時に、私は今も「お披露目会」

という言葉に少なからず緊張しています。

なぜならそれは、単なるイベントではなく
自分の覚悟そのものを世に差し出す行為だからです。

2.KIWAKAのときは“流れ”があった

初めての鞄ブランド「KIWAKA」のときは
クラウドファンディング終了後すぐに
ジュエリー展示会へ出展する機会に恵まれました。

大きな計画を立てなくても
自然な流れの中で世に出すことができたのです。

3.TOSHIMIは状況がまったく違う

TOSHIMIは完成直後にパンデミックに直面し
その後は家族の問題も重なり、
営業活動が止まった時間があまりにも長くなりました。

同じ「お披露目」でも、
KIWAKAのときとは意味合いがまったく異なります。

4.ラグジュアリーブランドとしての責任

TOSHIMIは、
ラグジュアリー、オーダー制、一点物。

従来のやり方の延長線では届けられない世界です。
美術品や芸術品のように、時間をかけて

丁寧に伝えていく必要のあるブランドです。

5.理想と現実の間にある“壁”

しかし現実には、お披露目会に

大きな資金を投じる余裕はありません。

だからこそ私は、
「華やかな発表の場」ではなく
「ご縁をつなぐための第一歩」として
この言葉を使うことにしました。

6.私にとってのお披露目会とは

私にとってのお披露目会とは
盛大な演出の場ではなく

静かに、
確かに、
世界とつながるための入口です。

ここからが、TOSHIMIの本当のスタートだと
今はそう思っています。

――つづく。