TOSHIMI物語 – Part14 ――リスタートへの緊張――

TOSHIMI T

この物語は、
OBBIJIN奮闘記」「KIWAKA物語」を経て、
私が“第二の挑戦”として歩んでいる
【TOSHIMI】というブランドの現在進行形の記録です。

今回は、「お披露目会」というテーマの奥にあった
自分自身の緊張と向き合う時間についてお話しします。


1.壁の正体は「緊張」だった

前回は、「お披露目会」という言葉に対する
私なりの定義と、
理想と現実のギャップについて整理しました。

けれど、その壁の根底にあったのは
もっとシンプルな感情でした。

それが、緊張です。

それは、
これまで応援してくださった方々への感謝を
果たして“形”として示し
本当にリスタートできるのだろうか
という自分への問いでした。


2.書くことで見えてきた「歩み」と「ご縁」

「OBBIJIN奮闘記」
「KIWAKA物語」
そして今の「TOSHIMI物語」。

書くことで自分の歩みを振り返るたびに
私は多くの出来事と
多くのご縁に支えられてきたのだと実感します。

一つの出会いが次の出会いを呼び
その連なりの中で
ブランドが生まれ、形になっていきました。

気づけば、
独自意匠である唯一無二のファスナー引手
iTOP™ も誕生していました。


3.使命としてのものづくり

iTOP™ が生まれたことは
決して偶然ではなく
私に与えられた“役割”なのだと
今は思えるようになっています。

TOSHIMI や iTOP™ が
誰かの人生をほんの少しでも彩り
世界のどこかで「新しい価値」として
受け取ってもらえたとき

ようやく私は
関わってくださった方々に
少しは恩返しができた、と言えるのかもしれません。


4.それでも私は、挑戦を選ぶ

個人でありながら
商社やメーカーが担うような世界に挑む。

それは無謀に見えるかもしれません。

けれど私は、還暦、創業20周年
この節目の年にもう一度スタートラインに立ち戻り
「お披露目会」という言葉をあえて使うことで
自分自身にケジメをつけ
感謝の気持ちを“形”として残す

という選択をしました。

それは、
単なる発表の場ではありません。

これまでの道のりと
これから歩いていく覚悟を
静かに差し出すための
感謝と決意の場です。

 

――つづく。