今回は、【KIWAKA物語|Part11再投稿版】から
私のクラウドファンディング挑戦のお話です。
私がクラウドファンディングに挑戦して“何が見えたのか”。
そのリアルなプロセスと学びをお伝えします。
2017年の新年早々、私はクラウドファンディング
(以下クラファン)の準備に没頭していました。
公開したのは1月10日。
当初の目標金額は100万円――。
しかし担当支社長の一言で、私は戦略を見直すことになります。
「最初はあえて低めに設定し、早期に“サクセス”を狙う方が
応援者の心理に良い影響を与えますよ。」
この助言から、戦略的スタートの重要性を理解し
最終的に目標額は50万円に設定。
リターン品にはバッグ、ポーチ、金華山織クッションなど
**私の想いを職人の技術で形にした“価値のパッケージ”**を
4種類用意しました。
こうして、私にとって初めてのクラファンがスタートしました。
公開直後、私は友人知人へ積極的に案内をしました。
しかし反応は想定外のものでした。
当時はクラファンという言葉自体がまだ一般的ではなく
特に主婦層には未知の存在。
「クラファンって何?」
「大丈夫なの?怪しくない?」
そんな声も多く、そっと距離を置かれることもありました。
「もっと応援してもらえると思っていたのに…」
正直なところ、淋しさを感じました。
けれども次第に理解します。
“これが、新しい挑戦をする時に起こる現実なんだ” と。
そしてこれは、
起業家にとって避けて通れない最初の壁でもありました。
■ 私を救ったのは“同じ方向を向く人たち”
そんな中、強く支えてくれたのは
起業家仲間や、自分の夢を追いかける人たちでした。
彼らの言葉には「自分もその道を通ってきたよ」という
共感が宿っていました。
中でも大きな存在となったのが、
KIWAKAの第一号のお客様・七重さん。
モデルとして協力してくださり、リターン品を購入し、
さらには自ら告知まで。
その想いに何度も支えられ、
2月3日――無事、目標達成することが出来ました。
画面に表示された 「サクセス!」 の文字を見た瞬間
「人の力」がブランドを動かすのだと痛感しました。
■ 達成後に訪れた“静けさ”が教えてくれたもの
目標達成後、支援は急に止まりました。
「もう達成してるなら、いいよね?」
「クラファンの手数料がもったいないから、終わったら直接買うね」それは善意からの言葉です。
でも、私は大切なことに気づきました。
応援の気持ちと、“支援という行動”は別軸である。
という現象を、私は自分の挑戦を通して体験したのです。
クラファン終了から一週間後
すべてのリターンを発送し終えました。
梱包しながら、しみじみと感じたのは
ブランドの立ち上げは、ひとりでは決してできないという事実。
見切り発車で行動した私に「経営戦略」を指導してくださった専門家の方々。
その想いを技術で形にしてくれた職人さん達。
友人・知人、そしてクラファンを通じて出会った支援者の方々が、
ブランドの“最初の一歩”を支えてくれたこと。
そのすべてのご縁が、
スタートアップとしての土台を築いてくれたのだと深く実感しました。
クラファンで得た最大の学びは
「クラウドファンディングとは共感が可視化されるプロセスである」
ということでした。
これは、Vol.1・Vol.2の経験とつながり
私の中で“お金の流れをつくる力”として一本の軸になっています。
「ゼロからブランドを立ち上げるためのお金の動かし方」
を自分自身の言葉で語れるようになったと感じました。