千里の道も一歩から

TOSHIMI T

― どんな夢も、最初の一歩から始まる ―

私は自己紹介でも書きましたが
アパレルメーカーの事務職から営業職へ転身し
人とモノの魅力を伝える喜びに導かれて

「もっと自分らしく働きたい」と40歳で独立しました。

当時は、オーダーメイドの高級婦人服を企画・卸していましたが
その後2014年、タイ人の友人のひと言がきっかけとなり
翌2015年に新規事業「OBBIJINプロジェクト」を立ち上げます。

独立を考えたのは39歳のとき。
個人事業主になるまでに約1年かかりました。
まず、独立資金がない。さて、どうしよう…。
そう考えた私は、潔く
持っていたブランド品をすべてヤフオクで売りました。
手にできたのは約50万円。

そして他業種の知り合いの社長たちに
「事務用品で不要になったものがあれば、譲ってください。」とお願いして回りました。
(他業種の方だけに話したのは、水面下で準備をしていたからです。)

その結果、古いノートパソコン、木製の社長机と椅子、応接セット(大理石の立派なテーブル付き)
イタリア製キャビネット、金庫までが揃いました。
さらに、物件探しや内装工事までをお友達価格で引き受けてくださった方もいて
独立を宣言したら応援してくれる人がこんなに多かったのかと、今でも感謝の気持ちでいっぱいです。

そして現在は、「KIWAKA」と「TOSHIMI」という二つのブランドを展開しています。

最近ハッと気づいたのは
人によっては「どこかの奥様だから」「実家が裕福だから」

独立したりブランドを立ち上げたりできたのだろう
と思われていたということです。

先日もラグジュアリーブランド「TOSHIMI」をご紹介した際

初対面の女性に
「セレブなんですね」と言われ、隣にいた知人からも
「私も良いとこの奥様かお嬢様だと思ってた」と言われました。

いえいえ~全くの庶民ですけど・・・(-_-;)
そう思われている自覚もなかったので、正直びっくりしました。

実際は、資金もなく、何もかも一からのスタート。
独立も、新規事業も、ブランド創りも、苦労の連続でした。

「やりたいけど、お金がない」「時間がない」「何から手をつければいいか分からない」
そんな不安な気持ちは、私もよく分かります。

でも、「千里の道も一歩から」。
大切なのは、まず行動すること。宣言すること。

新規事業「OBBIJINプロジェクト」を立ち上げたときも
明確なプランも資金も、人脈もない中での見切り発車でした。
その時の奮闘の様子は、noteで「OBBIJIN奮闘記」として綴っています。

OBBIJIN奮闘記| Part1 50歳でゼロからの挑戦(一本の帯が私を変えた)

よかったらぜひご覧ください。